こんなのあるよVRの楽しみ方『VR美術個展』に行ってみた

クエスト2度付きレンズキットを販売させていただき、VRユーザーさんとお話しさせていただく機会が増えました。その中で自分の知らないVRの楽しみ方を教えていただき「そんなコンテンツあったんだ！」と思う機会がたくさんあります。そこでその中からVR布教とすでにVRをお使いの方により楽しんでいただけるような情報を書いていきたいと思います。

コロナ禍でなかなか外出できない状況ですが朝日新聞デジタルに『VR美術個展』なるものが開催されているとの記事を見たので早速行って（？）みました。会場は『VR chat 』内のワールド「WESON_MUSEUM」、今回はスタンドアローンではなくOculusQuest2を無線でPCにつなぎSteam上のVRchatクライアントからログインしています。
行ってみて驚いたのがまず見せ方・雰囲気作りのうまさ、ワールドに入ると天空に浮かぶ廊下と頭上に見える巨大な美術館、それを結ぶ螺旋階段が見えます。いきなり美術館内からはじまらずVRならではのスケール感がいいですね。

左右に並ぶ巨大な絵画を見ながら進み螺旋階段を上がるとそこは入り口です

絵画には実際の美術館と違いいくらでも近づくことができるのですが、クエスト2の解像度ではスクリーンドアも見えず違和感も感じませんこのページのスクリーンショットと同クオリティでVR世界でも作品を堪能することができます。（PCとつながずクエスト2単体ではここまでのクオリティは出ないかもしれません）

美術の素養がなく普段美術館に行ったりすることがない私ですがVR空間でしたらコロナ禍の今でも気軽に行けますし、なんなら『昼休み10分間だけ美術館に癒されに行く』という贅沢も体験できます。この作者さんの作品を機会があればリアルでも見てみたいという気にさせてくれますし、美術品を見に行くという敷居の高さも感じさせません。アーティストの作品発表の場として今後増えていくのではないでしょうか？