どうして掛け具合の調整が必要なの

メガネは光学機器です。レンズが最適な度数になっていても、正しくフィッテイングされレンズがお顔に対して意図された位置に固定されていなければその性能を十分に発揮することはできません。特に近年増加している一枚のレンズに複数の度数が存在する遠近両用レンズや中近レンズ、アイアシストレンズは僅かなズレでも度数が大きく変化するためフィッティングの重要性は更に高まっています 。

こんな時は要チェック

  1. 耳の後ろが痛い
  2. 鼻のパッド後が片方だけつく
  3. 正面から見てメガネが傾いて見える
  4. メガネがすぐに下がる

メガネはお作りいただいてそれで終わりではありません。ぶつかったり、着脱を繰り返すことで型崩れを起こします。定期的なアフターケアが重要です。特に小さまお子様や子育て中の親御さんなどはフレームを曲げてしまうことが多いのでこまめなフィッティングが重要です。

奥深いフィッティング

人間の顔は千差万別です。顔の幅、鼻の高さや耳の位置、形状は異なりますし、同じ人でも左右で目や耳の高さが異なることも決して珍しいことではありません。またフレームのデザイン・素材の多様化により、フィッティングしづらい、またはできないフレームも多く流通しています。
そうしたなかで当店ではお客様の『視生活』のため仕入れの段階で極力フィッティングしやすいフレームを仕入れることを心掛けたり、外部の講習会に積極的に参加しフィッテイング技術の向上に日々努めています。

メガネは作成して終わりではありません。

メガネは使っていると曲がりや歪みが出てくるもの。どんなに良質なレンズ・フレームを使い、適切な度数・設計の選択が行われても歪んだままではその性能を発揮できません。こまめなアフターケアこそが大事です、お気軽にご来店下さい。