はじめに

地域の医療を支え、日夜奮闘されている看護師・医療従事者の方々。常に緊張感が求められる過酷な現場でのお仕事に、そして地域の一員として心より感謝申し上げます。

皆様の業務は、投薬チェックから電子カルテの入力まで「目」を使う作業の連続です。最近、「最近、夕方になると電子カルテの文字がかすむ」「薬の指示書の小さな文字を見る時に、つい顔を離してしまう」など、お仕事中に目の疲れや見えにくさを感じることはありませんか?

最近、当店でも、医療従事者の皆様から「目の疲れ」や「近くの見えにくさによるストレス」のご相談が非常に増えています。

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よくあるパターン、なぜ「単焦点(一つの度数しか入っていない)メガネ」では使いにくい?

年齢とともにピントを合わせる力(調節力)が低下してくると、多くの方が「一つの距離にしかピントが合わない」単焦点レンズでの限界を感じ始めます。 

実は、元々の目の状態(正視・遠視系か、近視系か)によって、現場で感じるストレスの種類は異なります。ご自身の今の状態と照らし合わせてみてください。

パターン①正視・遠視系の方(メガネなしで遠くは見えるが、手元が見えにくい目の方)の場合

これまで裸眼で遠くが良く見えていた方は、手元の文字が見えにくくなると、いわゆる「老眼鏡(近用単焦点メガネ)」を使われることが多いと思います。

老眼鏡は「手元の薬の指示書」などを約30cmから40センチの距離で見るのには優れています。
しかし、そのまま顔を上げて患者様の表情を見たり、少し離れた電子カルテのモニターを見たりすると、途端に視界がボヤけてしまいます。
その度に「掛けたり、外したり」を繰り返さなければならず、両手が塞がりがちな処置中には非常に不便です。
また、いちいち外す手間を省こうとメガネを鼻先にずり下げて「鼻メガネ」の状態でお仕事をされるのは、衛生面でも業務中の姿勢としても避けたいところです。

パターン②近視系の方(メガネなしで遠くは見えにくいが、裸眼なら手元が見える方)

普段から遠くを見るために「近視用メガネ(遠用単焦点メガネ)」を掛けている方は、年齢とともに「メガネを掛けたままでは、手元の細かい文字が見えない」という現象が起きます。

採血の際の血管確保や、アンプルの小さな文字を確認するたびに、わざわざメガネをおでこにずり上げたりしていませんか?
常にメガネを動かさなければならないのは、面倒です。かといって、掛けたまま手元も見えるように近視の度数を全体的に弱めてしまうと、今度はナースステーションから病室の先の様子など「遠く」がボヤけてしまいます。

このように、どちらの目の状態であっても、「一つの距離しか見えないメガネ」では、近くを中心に様々な距離で情報を見なければならない、現代の看護業務において、業務効率の低下や首・肩の疲労を引き起こす原因となってしまうのです。

解決策:看護業務と相性抜群な「中近両用レンズ」のメリット

中近両用レンズとは、一つのメガネに複数の度数が入っている「累進多焦点レンズ」の中でも、おおよそ「手元(35cm)」から「室内(2〜3m)」を快適に見ることに特化したレンズです。

遠近両用メガネに比べると一般の知名度はまだ高くありませんが、室内での作業を最も自然に、かつ広い視野でカバーできる「室内ワーク最強のレンズ」として、当店では遠近両用と同じくらい多くのお客様にご愛用いただいています。

現代の看護業務における「手元⇔モニター⇔患者様」という頻繁な視線移動に極めてスムーズに対応できるため、1級眼鏡作製技能士の視点からも、まさに医療現場にぴったりのレンズとして自信を持っておすすめいたします。

具体的な業務シーン別・中近両用メガネの活躍ポイント

ここでは具体的な業務を挙げ、中近両用がいかに親和性が高いかご説明します。

シーン1:細かい薬の指示書の確認(近距離)

  • 処方箋やアンプルの小さな印字も、広い視野ではっきりと確認できるため、投薬ミスのリスク軽減や精神的な負担を減らせます。
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シーン2:採血や点滴時の血管確保(近~中間距離)

  • 患者様の腕(手元)と、患者様の表情(少し先)を交互に見る際、視線移動が極めてスムーズ。ピントを探す「迷い」がなくなり、手元への集中力が高まります。
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シーン3:ナースステーションでの電子カルテ・端末操作(中間距離)

  • パソコンの作業距離である50センチから70センチくらいの中間距離(パソコン画面)の視野が広いため、自然な姿勢で画面全体を見渡せます。長時間の記録業務でも首・肩・目の疲労の軽減が期待できます。
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シーン4:病院内での移動(遠距離)

  • 中近レンズという名称ですが、室内で使うには十分な遠方視力を確保することが可能です。かけ外しをしなくても病院内を移動でき、遠方の患者様のお顔や表情もご覧いただけます。
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1級眼鏡作製技能士だからできる「あなた専用」のカスタマイズ

「中近両用メガネ」のメリットを最大限に生かすためには、丁寧なカウンセリングと正確な検査が不可欠です。
メガネのツチヤでは、国家資格である「1級眼鏡作製技能士」を持つ眼鏡技術者が対応いたします。お客様の実際の業務内容をはじめ、職場のモニターまでの距離や、見え方の好みなどを細かくヒアリング。その上で、お一人おひとりに最適な度数とレンズ設計を選択することで、初めて「本当に使える、疲れにくいメガネ」が完成します。プロフェッショナルとして、そのお手伝いを全力でさせていただきます。

さいごに

人が外部から得る情報のうち、目(視覚)から入る割合は約80%にものぼると言われています。「見えにくさ」を我慢しながらの業務は、ご自身の疲労を蓄積させるだけでなく、医療従事者としてのパフォーマンス低下にも繋がってしまいます。

年齢を重ねるごとに、ピントを合わせる「調節力」が低下していくのは誰にでも起こる自然なことです。だからこそ、「年齢のせいだから」と諦めてしまわず、まずはメガネのプロである「1級眼鏡作製技能士」にご相談ください。

店頭では、テストレンズを使って「中近両用」の快適な視界をその場でご体験いただくことが可能です。視界のストレスを取り除き、より快適にお仕事に向き合えるよう、私たちがしっかりとサポートいたします。