
「最近、なんだか景色がくすんで見える」
「昔はもっと色鮮やかだったのに…」
眼鏡技術者をしていると、たまにこのような方がいらっしゃいます。
それは気のせいや思い出補正ではないかもしれません。
実は、年齢とともに起こる「色の感じ方の変化」が原因の可能性があるのです。
特に「暗い場所で物が見づらくなった」と感じる方は、ぜひこの記事を読み進めてみてください。


(写真はイメージです)
Contents
プルキンエシフトと年齢に伴う色の感じ方の変化
プルキンエシフトとは
加齢に伴う色の感じ方色覚の変化にはプルキンエシフトという現象が深く関係していると考えられています。
プルキンエシフトとは、暗い環境下で青や緑が明るく、赤や黄色が暗く見えるという視覚的体験です。
眼球の奥にある網膜には光を感じるセンサーとして、錐(すい)体細胞と杆(かん)体細胞という二種類の細胞があります。
錐体細胞は明るい環境で働き、色の識別を担っているのに対し、杆体細胞は暗い環境で働き明暗の識別を担っているものの色の識別とくに赤・黄色系の光が苦手という特色があり、明るさによる色の見え方の違いプルキンエシフトをもたらすと考えられています。
加齢にともなう色覚の変化
年齢を重ねると、網膜の錐体細胞の数や機能の低下、加齢による水晶体の透明度の低下などで暗い場所でのプルキンエシフトにともなう色覚の変化、つまり赤色や黄色が鮮やかに見えない、くすんで見えるという現象を感じやすくなります。
ですのであながち『昔のほうが景色が色鮮やかに見えた』というのは気のせいではなく年齢に伴う色覚の変化によるものと考えることができます。
加齢に伴う色の見え方を補う新発想コーティング、『シーコートネクストリヴィール」
そんな加齢による色の見え方の変化をサポートするために開発されたのが、ニコンの新しいレンズコーティング『シーコートネクスト リヴィール』です。
このコーティングは、年齢と共に感度が低下しやすい光の波長を効果的に調整することで、色のコントラストを向上させ、より鮮やかで快適な見え方を追求します。
『リヴィール』3つの特長
- 向上するコントラスト感と色彩
実際に当店でお試しいただいたお客様(特に50歳以上の方)からは、「赤い看板がハッキリ見えるようになった」「視界が全体的にクッキリした」といったお声を多数いただいています。 - 自然な見た目と見え方
コントラスト向上を謳うレンズの中には、レンズ自体の色が濃かったり、反射光が独特だったりするものもあります。『リヴィール』は、レンズの色味が非常に自然。メガネとして掛けた時の見た目も、レンズを通して見える景色の色合いもナチュラルです。 - 大切な目を守る「全部入り」の高機能
『リヴィール』には、コントラスト向上機能だけでなく、以下の基本性能もすべて備わっています。付加価値を求めるお客様にもご満足いただける仕様です。
・傷防止
・ホコリ付着防止
・ブルーライトカット
・紫外線カット
・裏面UV反射防止

重要:ご購入を検討されるお客様へ
『リヴィール』に限らず、コーティングやカラーによる見え方の改善効果には非常に大きな個人差があります。素晴らしい効果を感じる方がいる一方で、残念ながら変化を実感できない方がいらっしゃるのも事実です。
ネットや第三者の評価だけでなく、必ずトライアルがある店舗で実際の効果を確かめてからのご購入を強くお勧めいたします。
お気軽にご相談ください
当店は横浜市南区で唯一のニコン・レンズウェアパートナーです。もちろん『シーコートネクスト リヴィール』のトライアルレンズをご用意しております。
1国家資格である1級眼鏡作製技能士が、お客様の度数やレンズ設計はもちろん、ライフスタイルまで含めて最適なご提案をさせていただきます。「最近、見え方が変わってきた」と感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。
