メガネのプロフェッショナル『認定眼鏡士』

『めがねは誰が作っても同じではありません』

メガネは本来お客様ひとりひとりのご要望に基づき、丁寧で正確な検眼、年齢、用途に応じたレンズの選定、フィッティング、レイアウトの決定など複雑に絡みあう諸元を総合して作成されるものです。そのためには専門的な技術や長年の経験、絶え間ない知識の吸収が必要となります。
その一方で現在日本においてメガネ店を開業したり、働くにあたり国家資格は必要ありません。本人が名乗ればいつでも誰でもメガネを販売でき、メガネ屋を名乗れるのが現状ですそのため一般の方々がメガネ店のレベルを測ることが困難になってきました。そこでメガネ販売にたずさわる人の知識や技術を公益社団法人日本眼鏡技術者協会が認定し、一般の方々にわかりやすくしたのが認定眼鏡士制度です。

認定眼鏡士になるには

1)4年制以上の眼鏡専門学校で眼鏡技術や眼鏡学を学び卒業時に認定試験を受験し合格する
2)所定の実務経験を経たうえで学科試験と実技試験をすべて3年以内に合格する。

のいずれかを満たす必要があります。
さらに登録後も有効の3年間に3回以上の生涯教育を受講し知識の向上に努めなければ、次回の登録が停止され、追加講習で補充できなければ更新できなくなり資格を失効してしまいます。
ちなみに私は眼鏡学校には行かず試験によるSS級取得を選択し、学科・実技ともに一発で合格することができました。また認定眼鏡士取得以後も時間が許せば外部のフィッティング研修、他のメガネ屋さんとの勉強会などに参加して研鑽に努めるようにしています。

もちろん認定眼鏡士がすべていい眼鏡販売者であるとは限りませんが、少なくとも一定以上の知識と技量を持っていることを見極める材料の一つになります。めがね店選びの参考にしてみてはいかがでしょうか?

補聴器のプロフェッショナル『認定補聴器技能者』

補聴器は使用される方の聞こえの状態に合わせて十分調整し、使用者が納得できる補聴効果が得られるよう指導することが必要な医療機器です 。イヤホンやヘッドホン、テレビ通販で販売される集音器とは異なり専門的な知識が必要になります。

その一方で医療機器であるにも関わらず、補聴器も現状日本では補聴器に関する知識や経験にかかわらずだれでも販売できる状態にあります。認定補聴器技能者は補聴器を購入される方の使用目的、使用環境、希望価格等についてのご相談に応じ、補聴器の適合調整、補聴効果の確認及び使用指導を適切に行うことのできる、専門的な知識及び技能を習得した補聴器の専門家です。 公益財団法人テクノエイド協会 の実施する試験に合格し、 認定を受ける必要があります。

認定補聴器技能者になるには

第I期養成課程 から第IV期まで年に一度受講できる講習会(116時限)とeラーニング( 46時限 )を4年間かけて受講し、各期ごとに行われる試験に合格したうえで、地域の 日本耳鼻咽喉科学会の補聴器相談医(又は同学会が認定している耳鼻咽喉科専門医)の指導承諾書 へのサインをいただいて『 認定補聴器技能者認定試験 』の受験資格を得ることができます。その試験に合格し登録を行って晴れて認定補聴器技能者を名乗ることができるのです。

2021年現在横浜市南区には認定補聴器技能は2名しかいません!

補聴器の相談は認定補聴器技能者へ

近年多くのお店が補聴器を取り扱うようになりましたが、ほとんどのお店に認定補聴器技能者はおりません。横浜市南区も補聴器を取り扱っているお店は数多くあるにもかかわらず認定補聴器技能者が2名しかおらず、そのうち1名が当店に在籍しております。お気軽にご相談ください。

実録!SS級認定眼鏡士試験体験記

7年前2014年に私が受けた際の認定眼鏡士SS級試験の記録です。今の物とも違うかもしれませんし、記憶違いがあるかもしれませんが参考になれば幸いです。

認定眼鏡士SS級試験は学科5科目(視機能系・医学系・工学系・加工調整系・マネジメント系)実技3科目(加工・フィッティング・視力測定)の3科目がありすべての科目を3年以内に合格する必要があります。合格できなければ全て一からやり直しです。

学科について
眼鏡技術者協会が3000円位(当時)で「認定眼鏡士SS級認定試験アウトライン・例題集」という問題集を発行しているので購入してそれで試験の傾向をつかみ、詳しいことは「眼鏡学教本」「両眼視検査の基礎」などの本を見て勉強しました。実際の試験問題は例題集より数段難しいレベルで出ましたがここで焦らず「このレベルなら他の人もできない!」と自分を落ち着かせて取り組み1年目ですべて合格できました。

実技について
加工
自分の店舗の加工機であらかじめ指定フレームにあわせ平摺しておいたレンズに、試験会場で制限時間内にヤゲンを立てるという試験です。現在の実務ではあまり行わない加工なので試験前に店閉めてから練習を行いました。(今は内容が変わっているようです)
フィッティング
シリコン製の頭部マネキンを使い、指定のフレームを制限時間内にフィッティングする内容です。これも練習あるのみですが横田流フィッティングの本を購入したり、吉野先生のフィッティングトレーナー講習に参加して技術を高めました。あと注意するべき点としてマネキンはシリコン製とは言え人間の皮膚より硬いためモダンの曲げ位置を短めにすると浮いてしまいがちですので注意が必要です。
検眼
最初にオートレフのデータを渡され、その場にいる眼鏡学校の生徒さんの検眼を行って制限時間内に処方度数を決定する試験です。大事なのは自己流ではなく基本通りに検眼するということではないでしょうか?例えば乱視検査時、雲霧法、クロスどちらを選択してもいいのですが、正しい球面度数設定を行わずに落ちる人が非常に多いそうです。100点を目指さず絶対にやってはいけないことをしっかり確認して時間内に測定終了できれば合格できると思います。ちなみに自分は実技試験当日、体調不良で最後の検眼試験時には極度の緊張も合わさりフラフラでその時の記憶もないのですが受かっていました(汗

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