Contents
先日ご来店いただいたお客様のお話です。
「慢性的な肩こりや頭痛がひどくて、マッサージや整体に通い続けている」 「でも、その時は良くても、またすぐに辛くなる……」
もしあなたがそんなお悩みを抱えているとしたら、その原因は「姿勢」や「運動不足」ではなく、「今かけているメガネ」にあるかもしれません。
今回は、先日当店にご来店いただいたあるお客様に特別な許可をいただき、その劇的な「ビフォーアフター」をありのままにご紹介します。
そのお客様は、アパレル関係の会社を経営されている60代の女性です。 お仕事柄、1日6時間以上はパソコンに向かい、取引先への移動もご自身で運転されるというバリバリのキャリアウーマン。
しかし、そのパワフルな活躍の裏で、長年ある悩みを抱えていらっしゃいました。 それは、ひどい肩こりと頭痛です。
症状があまりに重いため、毎月わざわざ東京まで出向き、1回25,000円もする特別なマッサージを受けていたそうです。それでも改善が見られず、「年齢のせいだから仕方ない」と半ば諦めていた時に、当店の「中近両用メガネ」についてのウェブ記事をご覧になり、ご来店されました。
結論から申し上げますと、当店でメガネをお作りして一ヶ月後、そのお客様からこんな驚きのお言葉をいただきました。
「もう、毎月25,000円のマッサージに行く必要がなくなりました」
なぜ、メガネを変えるだけで、長年の身体の不調が嘘のように軽くなったのか? そこには、現場で1級眼鏡作製技能士が目の当たりにした、ある「視線の秘密」がありました。
本日は、実在するこのお客様が選ばれた「本当に疲れないメガネ選び」の全貌をレポートします。

(画像はAIによるイメージです。本体験談に登場するお客さまとは一切関係ございません。)
①なぜ「遠近両用」だけではダメだったのか?
ご来店いただいた際、私は1級眼鏡作製技能士として、まずお客様のライフスタイルと「現在のお困りごと」を徹底的にヒアリングしました。 そこで分かったのは、1日に6時間以上もパソコン作業をされているにもかかわらず、「運転」から「デスクワーク」まで、すべて遠近両用メガネ1本で済ませていたという事実です。
実はここに、不調の大きな原因がありました。
図解!「遠近」と「中近」、レンズの設計はどう違う?
なぜ、あのお客様は遠近両用メガネで肩こりになってしまったのでしょうか?その理由は、レンズの「見える範囲の設計」を見ると一目瞭然です。
まずは、一般的な「遠近両用レンズ」の設計図を見てみましょう。

図のように、遠近両用は車の運転などもできるよう、「遠く」を見るエリアが最も広く、レンズの上半分を占めています。一方、パソコン画面を見るための「中間」エリアや、手元の資料を見る「近く」のエリアは、レンズの下の方に、比較的狭く配置されているのが特徴です。
次に、今回お客様が選ばれた「中近両用レンズ」の設計図と比較してみます。

いかがでしょうか?「遠近」とは対照的に、室内で過ごす時間に最も使う「中間」から「近く」のエリアが非常に広く設計されています。特にパソコン画面を見るための「中間」エリアが、レンズの自然な視線位置(中央付近)まで広がっている点が大きな違いです。
その姿勢が危ない!レンズの違いが「首・肩」に与える影響
このレンズ設計の違いが、実際の「デスクワークの姿勢」にどう影響するのでしょうか? こちらの比較イラストをご覧ください。

左側の「遠近使用時の姿勢」にご注目ください。 先ほどの【図1】で見たように、遠近両用レンズでパソコン画面(中間距離)を見ようとすると、視線をレンズの下の方にある狭い「中間エリア」に合わせる必要があります。その結果、無意識のうちに顎(あご)を突き出し、首を後ろに反らせた無理な姿勢になってしまいます。数分なら問題ありませんが、この姿勢を毎日何時間も続ければ、首や肩に大きな負担がかかり、慢性的なコリの原因となるのは当然です。
一方、右側の「中近使用時の姿勢」はどうでしょうか。 【図2】のように、レンズの自然な位置に広い「中間エリア」があるため、無理に視線を下げる必要がありません。顎を引いた自然で楽な姿勢のまま、画面全体を快適に見渡すことができるのです。
これが、「道具(メガネ)を変えただけで、長年の肩こりから解放された」理由の核心なのです。
②プロの技術と「体験」で導き出す、最適な一本
原因が判明したところで、解決策の提案です。 今回はパソコン作業の比重が大きいため、実際にお客様がお使いのパソコンディスプレイのサイズや、画面までの距離(作業距離)を店頭で再現し、シミュレーションを行いました。
もちろん、そのベースとなる視力測定には時間を惜しみません。 特に、目を酷使されている方は、筋肉が緊張して本来よりも強い度数(過矯正)が出やすくなっています。そのため、時間をかけてしっかりと「雲霧(うんむ)」を行い、目の緊張をほぐした上で、両眼視機能や眼位のチェックを含めた精密な測定を行いました。
その検査結果をもとに、再現したデスク環境で実際の見え方を体験していただきます。 今回は、遠近両用と比較しながら、パソコン作業に適した「中近両用レンズ」をご提案。さらに同じ中近レンズでも、見え方の範囲(累進帯長)や度数の入り方が異なる複数のタイプを掛け比べていただきました。
最終的に、お客様が選ばれたのは、HOYAの中近レンズ『MZタイプ』(累進帯長20mm)です。 広いオフィスでの移動も見据え、手元だけでなく少し先の視界も良好なこのレンズが、お客様のデスクワーク環境にはベストな選択でした。
③お客様からの「嬉しいご報告」
メガネをお渡ししてから後日、そのお客様より大変嬉しいご報告をいただきました。
「体が本当に楽になって、毎月通っていた25,000円のマッサージに行く必要がなくなりました」
さらに、「仕事の能率が上がった」とのことで、信頼の証として運転用の遠近両用メガネも新調していただきました。
近年、このお客様のようにパソコンを長時間見続ける方は珍しくありません。しかし、遠く用のメガネや遠近両用メガネで無理をしてパソコンを見続け、頭痛や肩こりに悩み、マッサージやサプリメントに頼っている方が非常に多いのが現状です。
もちろん体のケアも大切ですが、それはあくまで「対症療法」に過ぎません。 毎日使う「目」の環境、つまり「見る道具」を変えることこそが、身体の不調に対する「根本的な解決」につながるのです。
\あなたの「肩こり」の原因、視力測定で探ってみませんか?/
当店では、1級眼鏡作製技能士があなたのライフスタイルに合わせた最適な一本をご提案します。 「今のメガネ、疲れるかも?」と感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。

